日本は言わずと知れた地震列島であり、いつ大地震が発生してもおかしくない状況で近年でも『東日本大震災』等の大地震が発生しましたのは記憶に新しいことです。
私共が街づくりをしておりますここ【神戸花山手】は六甲山を挟んで『阪神・淡路大震災』(正式名「1995年(平成7年)兵庫県南部地震」)当時に被害の大きかった東灘区や長田区が近く、実際に被害に遭われた方や被害を目の当たりにされた方が多かったのではないでしょうか。 『阪神・淡路大震災』は日本の建築史を塗り替える災害であり忘れてはいけない、忘れられない災害でもあります。 日本の建築史を塗り替えるとは??と思われた方もいらっしゃるのでは。 『阪神・淡路大震災』を節目に≪耐震≫が叫ばれるようになりました。 この災害での家屋等建物被害は ■住家被害 : 全壊104,906棟、半壊144,274棟、全半壊合計249,180棟(約46万世帯)、 一部損壊390,506棟 ■火災被害 : 全焼7,036棟、焼損棟数7,574棟、罹災世帯8,969世帯 ■その他被害 : 道路7,245箇所、橋梁330箇所、河川774箇所、崖崩れ347箇所 当時は昭和56年以前の旧耐震基準の建物が多く、特に大きく問題視されていませんでした。また、災害時の避難場所や災害対策本部等の避難施設に使用する小学校・中学校も例外ではありませんでした・・・・ しかし現在では行政や民間を問わず全国的に防災や減災の動きが活発となっています。 現在の神戸エリアの耐震状況は、 神戸市の公立学校の耐震化率【2013年4月1日現在】 神戸市の公立小中学校の耐震化率98.7% 2次診断等実施率(※) 99.4% (※)2次診断等:耐震診断のうち、耐震性能を詳細に評価し、具体的な耐震補強内容の検討を行うための診断。 こちら【神戸花山手】にお住まいのお子様の通学される学校に関しては ●神戸市立花山小学校・・・・平成22年に『花山小学校耐震補強他機械設備工事』完了 ●神戸市立大池中学校・・・・平成23年に『大池中学校耐震補強他電気設備工事』完了 上記のように学校耐震化は完了しております。しかし『耐震化』されればもう安心!ということではありません。 減災・防災のスタートラインに立っただけであり行政や民間企業、皆さんがますます『防災意識』を高めていく必要があるかと思います。 今回のブログ作成にあたり、行政(神戸市)の意識の高さに正直驚きました。 10年前には神戸市内の学校耐震化率は40%に満たないほどでしたが、現在では上記のとおりのはぼ100%に近い水準です。 私も子供を持つ親として『安心して子供を学校へ通学させる』ということのありがたさをあらためて感じました。 ・花山小学校 ・大池中学校
by pcon-hanayamate
| 2014-06-16 20:09
| 花山手プチ情報
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